東大の入試問題から、大学入試の数学で求められる力を考える(2)

チューターの富永です。まず初めに、前回の記事の訂正から入ります:
前回の記事で、「求める m は 2016 − m/m が偶数となる最小の m」という文章を書きましたが、これは誤りで、正確には「求める m は 2016 − m/m を既約分数で表したときに分子が偶数となる最小の m」というのが正しい文章です。そこから先の議論は本質的には何も変わらないので、そのまま (適宜修正を入れることで) 読んで頂ければ大丈夫だと思います。

今回の記事は、つい数日前に行われた 2018 年度の問題を少し考えてみたいと思います。【このコンテンツの続きを読むためにはログイン(無料)が必要です】