2017年中学入試ー「英語入試」の拡がりが顕著

首都圏模試センターのサイトによれば、首都圏の中学入試で英語入試を実施する学校は、2014年から2016年にかけて15校→33校→64校と増えており、さらに2017年入試においては、95校になっているということです。3年前と比べなんと6倍以上の増加です。首都圏模試センターの記事はこちら

まるで、2018年から英語が小学校5・6年生の正式教科となる動きを読んでいたかのような中学入試の動向ですが、この動きに対応して、従来2科4科型入試対策ばかりを自明のごとく行ってきた塾も何らかの手を打ってくることでしょう。

子ども英会話のようなソフト路線ばかりではなく、単語や文法を独自のメソッドで教える英語塾がこれからもっともっと出てくるかもしれません。GLICCではやみくもに受験熱を煽りたいわけではありませんが、これからの時代を考えれば、英語でリサーチができる、あるいは議論・プレゼンテーションできる力を身につけておくことは決して無駄にはならないと信じています。ですから、この中学入試の傾向は大歓迎。大切なことは、どういう英語力を身につけるかということで、今後の方向性を探る上でも、英語入試の出題に注目していきたいと考えています。