2017年度帰国枠大学入試 トピックスー1

京都大学法学部外国学校出身者入試における変更点

京都大学法学部では、選抜方法が変更になりました。書類選考による第1次選考が廃止されたために、従来は9月末から10月にあった出願期間が年明け1月上旬になりました。また、従来2次選考で課されていた小論文の代わりに京都大学前期日程の国語(理系)の問題が課されるようになり、TOEFL iBTのスコア提出も求められるようになっています。

早稲田大学帰国生入試における変更点

法学部では、共通試験「英語」を受験する以外に外部試験のスコアを提出する(または「英語」を受験した上で外部試験のスコアを提出する)ことができるように変更されました。また、商学部では、TOEFL iBTのスコア提出が求められて「英語」がなくなりました。さらに、これまで小論文と数学のいずれかを選択だったものが、「小論文B」と「数学(文系)」が必須となりました。また、「国語」は受験科目から外れています。

出願期間(出願書類送付)は7月第1週からとなり、これまでよりも前倒しされています。ただしオンライン出願の手続きは、書類送付と同じ期間になりました。

横浜国立大学に新設されたGBEEPについて

横浜国立大学では経済学部と経営学部合同の、Global Business and Economics 教育プログラム(GBEEP)が新設されました。帰国生として出願する場合は、従来通り経済学部の外国学生入試か、経営学部の帰国生徒入試のどちらかで出願することになります(合同プログラムの履修は一部の科目で、在籍はあくまでも経営学部か経済学部のどちらかになります)。今年それぞれの学部に合格した帰国生の半分ほどがGBEEPでの合格ということのようです。