2017年度帰国枠大学入試 トピックスー2

明治大学国際日本学部イングリッシュ・トラック入学試験における変更点

イングリッシュ・トラックというのは、英語で行われる講義だけを履修しても学位が取得できるコースで、2016年度までは日本国籍以外の留学生を対象としたものでした。2017年度からは、国籍の要件が撤廃され、日本国籍の学生にも開かれるようになりました。それにより2017年度に限っては、日本国籍所持者であれば、海外就学経験者入試とイングリッシュ・トラック入試を併願できたのです。しかし、2018年度からは海外就学経験者入試は募集停止となるため、イングリッシュ・トラック入試の4月入学もしくは9月入学を検討するということになります。

上智大学国際バカロレア(IB)入試について

いくつかの大学ですでに実施しているIB入試ですが、上智大学でも2017年度から実施が始まりました。上智大学の場合、海外IB認定校と国内のIB認定校の卒業時期を考慮し、第1期募集と第2期の募集というように出願時期を分けています。また第2期の方では書類選考のみで、面接がありません。

IB入試では、海外就学経験者入試で課される学科試問を受ける必要がないので、IBDPを履修した帰国生は海外就学経験者入試よりもIB入試に出願したのではないかと思われます。入試結果が公表され次第、応募者数等の情報をお伝えしていきます。

筑波大学の帰国生入試について

筑波大学では2016年10月入学から、人文・文化学群人文学類、比較文化学類及び日本語・日本文化学類で、帰国生入試がなくなりました。2017年は新たに理工学群数学類及び化学類、2018年には、人間学群教育学類,心理学類及び障害科学類がそれぞれ帰国生入試を実施しなくなります。