合格大学:早稲田大学政治経済学部政治学科 在籍校:都立国際 J・N さん (2024年度)
私は、早稲田大学の政治経済学部しか受けないと決めていたので、それに特化した授業をして頂きました。幸い、私の年は周りも同じグローバル受験志望の生徒が多かったことが救いでした。小論文は成長度合いが計りにくいので、自分の力がどれほど伸びているのか不安に思うこともありました。しかし、他の生徒と議論を尽くす中で自分が何%できているのかは掴めなくても、自ずと自分に足りないものが何かが見えてきました。なので、とりあえず足りていない部分を一から補うことを大切にしました。独学や個別だとより周りとの差が分からず焦っていたかもしれませんが、他の生徒さんがいたことでライバルも完璧なわけではなく、一人一人が私と同じように焦りながら必死に準備しているのだと知れたことも良かったです。鈴木先生は文章の書き方などの基礎的な部分は習得していることを前提に指導をしていらしたので、授業の時間を全て内容を深めることに使うことができたと思っています。基礎的な面は先生に事前に頂いた参考文献や、学校の先生、答案添削サービスを利用して、文章の書き方を中心に助けていただきました。最初に書いたものと最後に書き直したものを見比べるなど、何度も「何が文章をよくするのか」「何がポイントなのか」を考えることで、答案を書く力がついたと思います。
面接は、事前に用意し、先生とは完全に本番のように行いました。面接も、何十問も想定問題を用意し、wordで20枚程度は書きました。全てを暗記したというよりも、何度も書き直しを行うことで自分の思考を推敲していた感覚です。一次の合否から二次まで10日しかなかったので、学校があっても毎日3時間は面接準備に当てていたと思います(勉強時間を測らないタイプなので詳しくは分かりませんが)。本番は今までの自分に自信を持って、面接官とは「友達になりにきた」感覚で気がついたら話していました。面接が終わったときは、「まだ話し足りない!もっと話したい!」という思いが強かったです。圧迫面接だったのかもしれませんが、鈴木先生の普段のどこまでも深めて質問をしてくれる授業と似ていて、逆に内容を楽しむことができました。
私の勉強法は本当に「何度も問題を解く」に尽きたと思います。解けば解いた分だけ自分に自信がついて不安も少なくなるし、もっとできることがあったという後悔を絶対に残したくありませんでした。努力は裏切ることもあるけれど、きっと失敗する確率を格段に下げてくれる一番の方法だと思っています。そして、その努力の正しい方向性を鈴木先生に教えて頂いたことで、より合格に近づくことができたと思います。ありがとうございました。。