三田国際学園国際生入試が始まる 2022年度も人気絶好調!

2021年11月26日(金)三田国際の第1回国際生入試が行われました。集合時間は午前8時半でしたが、一番早い受験生は午前7時半には入口に来ており、7時50分頃には早くも行列ができたため門が開かれました。
その後は受験生と保護者が次々とやってきて、入口で検温と手の消毒を済ませて校舎内に入っていきます。
入口に立っているインターナショナルティーチャー(英語ネイティブの先生)は、英語で挨拶、受験生への指示も当然英語です。広報部長の今井先生が、一人ひとりの受験生に激励の言葉をかけるのは、毎年恒例の光景です。

三田国際の場合、この段階では受験者人数を公表しないので、はっきりとは分かりませんが、インターナショナルサイエンスクラス(ISC)という新しい募集クラスもあり、受験者は増えているように感じました。募集人員は12月の第2回入試と合わせて30名。昨年より10名増えているものの、倍率は昨年より高くなると予想します。

三田国際では第1期生がこの春卒業し、海外大学や国内の難関国公立などに目を見張る実績を出しています。この6年間の人気上昇に慣れてしまっている人は当たり前のように感じるかもしれませんが、それまでの実績から考えればただ驚くしかないという結果です。しかも、これはほんの序曲に過ぎないのです。6年間の人気上昇によって、現在の三田国際はさらに授業や先生が充実してきたようですから、今後の結果は、いわゆる御三家とは異次元の実績、帰国生入試で人気を集めている他の学校をも大きく引き離すものになるでしょう。

ただし、大学進学実績だけで三田国際を見ていては、本質を見誤ります。この学校を選択している保護者は、世界で生きる未来を考えているから同校を選んでいるということに注目する必要があります。三田国際学園が真正の21世紀型教育校であることは、ホームページで公開されているシラバスを見れば一目瞭然です。全ての科目に思考コードが配置され、学びにおける思考の次元が意識されているのです。21世紀型スキルを謳う学校はいくつもありますが、思考コードを前面に出して教育内容を捉えている学校はそうはたくさんありません。その部分を意識して徹底しなければ、すぐに「覚えて理解すること」を「学習」とすり替えてしまう現場は変わらないでしょう。常に進化し続けるためにはトップの不断の覚悟が必要であるわけです。