hiros's blog

帰国生入試に必要な「英語力」とは——渋渋・渋幕・広尾・三田国際・洗足・SFC、難関校別に見る本当の条件

By hiros on 2026/05/22(Fri) - 00:12

「帰国生入試では、英検準1級があれば大丈夫ですか?」——保護者の方から最もよくいただく質問のひとつです。しかし結論からお伝えすると、難関校の英語入試は 「英検何級レベル」というひと言ではくくれない のが実情です。学校ごとに問われる力がまったく違うからです。

教室はもう「日本」だけではない——15カ国の個性が混じり合う「小さな地球」での学び——関東学院六浦

By hiros on 2026/05/18(Mon) - 09:37

「グローバル教育」という言葉が広く使われるようになった一方で、その中身は「英語というスキルの習得」や「偏差値の高い海外大学への切符」といった、実利的なイメージにとどまりがちです。しかし、日本の教育が長く抱えてきた心理的・制度的な「壁」——均質であることを良しとし、異質なものを画面の向こう側に押しやってきた内向きの空気——を、内側から静かに、しかし確かに崩している学校があります。
関東学院六浦中学校・高等学校です。同校が掲げる「真の地球市民へ」というスローガンは、単なる理想論ではありません。それは、語学力の習得にとどまらず、生徒自身の「あり方」そのものを変えていくことを目指す、緻密に設計された教育実践の宣言なのです。

4/19(日)「合格ONEテスト」会場で保護者会講演をしました

By hiros on 2026/04/19(Sun) - 12:08

今日は「合格ONEテスト」の日。会場は富士見丘中学高等学校をお借りしての実施でした。
テストを受けている間、保護者の皆さまに向けて講演をさせていただきました。テーマは「2026年入試から探る 来春入試突破のヒント!わが子にとっての良い私学とは?」です。

教科書の「範囲」を超えたところで、学びは動き出す― AI時代の英語学習と、Enlightenmentとしての学び

By hiros on 2025/12/12(Fri) - 10:31

受験や学校の勉強というと、「教科書の◯ページから△ページまでを終わらせることだ」と考えている人がいるかもしれません。

でもこんな考え、違和感でしかないですよね。
 最初からゴールが決められている学びは、予定調和で、面白くない。

本来の学びは、「出題範囲をミスなく処理する作業」ではありません。
 そこからはみ出し、問いを立て、自分の頭で世界の見え方を組み替えていくプロセスです。


 与えられた知識をただ受け取るのではなく、知恵として作り変えていくフィロソフィーこそが、本気の学びだとGLICCでは考えています。

「まずは基礎だろう」という言葉が、思考停止になっていないか

こうした話をすると、ほぼ反射的に返ってくるフレーズがあります。

「いや、まずは基礎だ」
 「教科書もできていないのに広げても意味がない」
 「知識をしっかり暗記するのが先だ」

GLICC インターナショナル オンラインスクール 10月開校

By hiros on 2025/08/18(Mon) - 22:12

このたび、スタディエクステンションが運営するGLICCでは、塾部門とは別に、「GLICC インターナショナル オンラインスクール」を開校いたします。これまで対面やオンライン授業を通じて、多くの生徒の皆さまの学びを支えてまいりましたが、国際的な教育ニーズの高まりと多様化する進学のあり方に応えるべく、新たな学びの場を創造することとなりました。

本校は、インター校やインターコースに通う生徒にさらなる高いレベルの学びを実現することに加え、日本の学校に通いながら並行して学ぶ「ダブルスクール」としても活用でき、将来的な海外大学進学や国内難関大学への進学を視野に入れた独自カリキュラムを提供いたします。主要科目は、英語(Language Arts)、哲学的思考を鍛えるPhilosophy(Thinking Skills)、国際的な視点で学ぶSocial Studies、さらにMath、Science、日本語での思考力養成など、グローバル社会で活躍するための基盤を育む内容です。

広尾学園インターAG 国際生 2025年9月編入 合格報告

By hiros on 2025/07/24(Thu) - 10:00

昨年の冬から広尾学園を目指して英語とMath・日本語の勉強を続けてきた現中1の生徒から、無事に合格したという知らせが届きました。
昨年の12月頃に急遽受験を決め、2月の入試では準備不足でしたが、今回の編入試験では計画的な学習が見事に実を結びました。
特に、志望理由についての面接練習では生徒自身では気づけなかった長所をうまく引き出してもらったと親御様にも感謝していただきました。
 
GLICCでは少人数クラスのメリットを活かし、生徒一人ひとりの個性や学習スタイルに合わせた指導を心がけています。
人数としては1名の編入合格ではありますが、GLICCから受験した編入生の合格率としては100%です。合格者の延べ数ではなく、第一志望校への合格率こそが弊塾の自慢です。
近日中に合格体験談を掲載する予定です。

グローバル教育に力を入れている中高一貫校

By hiros on 2024/11/29(Fri) - 08:01

大学通信ONLINEの2024.11.27記事で、グローバル教育に力を入れている中高一貫校のトップ3に三田国際学園・八雲学園・広尾学園がランクインしたと掲載されています。
https://univ-online.com/article/school/29055/

首都圏の303の学習塾にアンケートを実施した結果ということで、単純に偏差値や大学合格者数の数値には出てこない、実際に生徒を送り込んでいる塾長や教室長の経験値を反映しているものとして受け止めることができます。

中でも八雲学園が2位にランクインしたことは、中高6年間のグローバル体験の中身に注目が集まっている傾向が伺えて、GLICCとしても嬉しい結果です。

湘南白百合学園の英語資格入試

By hiros on 2024/11/23(Sat) - 01:18

11月22日(金)のGWEは、湘南白百合の水尾純子教頭先生にご登壇いただき、お話を伺いました。
いつもご登壇いただくたびに新しい魅力を感じさせてくれる湘南白百合ですが、今回は生成AI利用の授業や「オホーツク学」を通した高大連携のあり方を中心に、テクノロジーと自然と生命というダイナミックな学びの横断をさりげなく示してくださいました。詳しくはGWEの動画をご覧ください。


 
改めて英語資格入試について伺ったところ、国語算数各100点に、英語が準1級以上なら100点、2級なら90点の得点が加算されるとのことでした。英検2級以上を持つ受験生はこの仕組みをもっと活用して然るべきだと感じます。すでに英検2級以上を持っていて2教科入試の対策をしているならば、多少算数か国語を苦手としていても、基本問題さえ取れれば合格可能性は十分にあります。

帰国生・国際生対象:中学・高校・大学受験 オンライン説明会

By hiros on 2024/08/16(Fri) - 07:33

中学受験と高校受験と大学受験について、同じ話者が説明をするということは他にはあまりないかもしれません。



GLICCの説明会における情報発信の基本は「グローバルアドミッション」というコンセプトです。表題において「帰国生・国際生対象」と両者を区別しているのは、受験の仕組みがそのように区分けされているから便宜上それにしたがっていますが、本当は「日本国内にとどまらない進路選択をするすべての保護者のため」の説明会です。その場合、中学・高校選択のあり方と大学受験情報は、別物ではあり得ないと考えています。



GLICC代表を務めている私鈴木は、中学受験専門塾に10年勤務、その後海外(シンガポール・香港・オーストラリア)で、5年間にわたり、インター校や日本人学校の生徒に帰国受験や海外進学を指導を行い、留学している生徒の現地サポートも経験してきました。帰国してからは、大学受験と留学を専門とする予備校で5年間の指導経験を積んだのち、2007年にオンライン中心の学習サービスを立ち上げ、同時に私立中学への放課後学習支援をスタートさせました。2016年にGLICC桜新町を開校、2022年にGLICC広尾校を開校、さらに、2022年より英国ロンドンでの家庭教師およびオンライン授業サポートを開始しています。


家庭における英語学習 (GLICC Newsletter 2024年6月号記事より)

By hiros on 2024/05/31(Fri) - 13:16

5月のゴールデンウィーク以降、会員対象に「パーソナル学習コーチング」を実施してきました。何人かの方からかなり成果が上がったというご報告をいただいているので、6月以降も推進していきたいと思います。今回は少し詳しくこのコーチングサポートについて書いておきます。

まず前提として、英語学習(第二言語習得)には、「Acquisition(習得)」によって身につける方法論と「Learning(学習)」によって身につける方法論があります。幼児から小学生であれば前者の比重を高くしていくことが重要で、早期から文法や語彙に比重を置いた効率重視の学習をしているとかえって英語習得を阻害するという理論があります。スティーブン・クラッシェンという学者の「ナチュラル・アプローチ」が有名で、とりわけ「インプット仮説」や「モニター仮説」と言われる理論をGLICCでは採用しており、母語を介した訳読(あるいは文法知識)は、小学生までの段階では自然な外国語習得の妨げになると考えています(クラッシェンは大人においても同様だと考えていますが、ひとまずここでは深入りしません)。