中国の高校生の学習量
「日本の高校生が午後3時くらいに学校を終わって町を歩いているのを見て驚きました」ー中国の留学生オリヴィアさんが日本に来たばかりの時に感じた印象です。GLICC Weekly Edu 第19回のライブ配信「グローバル教育について考える」の中で話しています。
中国で全寮制の中高一貫校に通っていたオリヴィアさんにとって、朝7時半から夜は8時半頃まで勉強するのは当たり前のことだったそうですから、そんなに早く下校できることに驚くのも無理はありません。
もちろん部活を熱心にやっている生徒はその時間に下校してはいないでしょうし、学校が終わった後に課外活動に参加したり、塾や予備校に通っている生徒も多いはずです。そういう意味では日本の高校生が中国の高校生よりも学習経験が少ないとは一概に言えません。しかし、どちらの競争が熾烈かと言えば、それは明らかに中国の大学受験の方でしょう。
