3月31日(日)にGLICCで小中学生対象のプログラミング講座を開催します。スクラッチという子ども向けのプログラミング言語を利用し、オリジナルのゲームを創ります。市販のゲームに「遊ばされる」ことから、ゲームを「創る楽しみ」に目覚める機会です。ぜひご参加ください。
使用するコンピュータは「ラズベリーパイ」。5000円ほどで購入できる小型のコンピュータです。
しかしラズベリーパイだけでは、ただの「箱」です。ここにOSをインストールし、マウスやキーボード、モニターを接続することで、立派な自分専用コンピュータが出来上がります。このプロセスを体験することが、コンピュータの基本である、ハードウェアとOSの理解を深めてくれます。
プログラミングには、And/Or 、If/Then 、リピート(ループ)などといった演算子を理解することが必要です。この演算子や、データ構造・変数の使い方に習熟することで、いずれ本格的にアルゴリズムを学ぶ際の楽しみが生まれます。
自分が作りたいゲーム(ストーリー)のイメージを決めたら、どんなプログラムでそれを実現するのかをフローチャートなどを使って考え、さっそくプロトタイプを作っていきます。すでに完成しているゲームがどのように出来上がっているのかを参考にしたり、必要な知識をインターネットで検索したりする中で、プログラミングに必要な思考力を身につけていきます。
3月31日当日は、午前と午後を通して講座を行いますが、その後春期講習期間中は、自身のラズベリーパイをご持参いただければ、プログラミングの完成までお手伝いします。すでにスクラッチを体験したことがあるという参加者には、発展としてPythonというコンピューター言語を体験していただきます。