8月
15
2019
By hiros
海外から日本の学校に進学する、そして、日本から海外の学校に進学する…、そのような状況は21世紀においてそれほど珍しいことではなくなっています。
世界から日本を俯瞰できる立場にいる保護者にとっては、グローバル化する世界の中で生きられる子どもをいかに育てるか、そのための学校選びは切実な問題です。日本の偏差値序列の学校選びでは、とても世界のリーダーに太刀打ちできない。それは自明であるから、本物のグローバル教育を実践している学校を選ぼうとするわけです。
海外からいつ日本に戻ることになるか分からない駐在員、いつ海外に出ることになるか分からないグローバル企業のビジネスパーソン、そして、海外在住でそのまま海外の学校に進学することを検討している人…。インバウンドであれアウトバウンドであれ、グローバルな小中高大接続を考えざるを得ないはずです。どのように学校を選択すれば、21世紀の中盤以降をサバイバルできるのか、といった心配は尽きません。
特に海外に出るつもりはないと考えている人にとっても、従来の日本の教育システム内で習慣的に思考すればよいということはありません。それは英語ができるできないという次元の話ではなく、世界的視野で物事を考えるグローバルリテラシーに関わる問題です。
これからの時代は、日本で学び、日本で就職し、そのまま日本で勤め上げるというライフプランはどんどん実現するのが難しい状況になっていくでしょう。ですから、来たるべきグローバル進学準備(GLICCでは「グローバルアドミッション」と呼んでいます)への態勢を整えておく必要があるのです。