静岡聖光学院から学校案内と学校説明会の案内がGLICCに届きました。「君はどう生きるか」というメッセージが表紙に書かれた学校案内の中身を見て、同校のイノベーションのスピードの速さに驚かされるばかりです。
Facebookで静岡聖光学院をフォローしている方なら、あるいは21世紀型教育機構のホームぺージをチェックしている方なら、すでにご承知かもしれません。
まだよく知らないという方は、ぜひ静岡聖光学院のホームページを直接見ていただくことをお勧めします。
まずは多様な国際交流の「質」に驚かされます。イギリスのパブリックスクールの名門、ハロウスクールとイートンカレッジ。名前を知らない人でも、チャーチル首相や、ヘンリー王子やウィリアム王子などを輩出している学校と聞けば、その由緒正しさは想像できるかと思います。この2校に2018年3月に訪問し、普通は限られた相手にしか開かれない扉を大きく開いてきたのが、当時副校長だった星野先生です(記事はこちらを参照ください)。星野先生は、このイギリスの名門校2校を皮切りに、マレーカレッジ(マレーシア)、フォスカリーニ(イタリア)、モダンスクール(インド)、チェンライ校(タイ)、パンダイベイ校(タイ)、タシクマラヤ校(インドネシア)、ジョンポールカレッジ(オーストラリア)と矢継ぎ早に国際交流の道をつけていきました。
この春から校長に就任した星野先生を支えているのが、教務部長の田代先生です。同校ホームページにある聖光見聞録というページでは、今年度も早くもシンガポールを初め、グローバル3.0の教育環境を創り出すために世界を駆け回る田代先生の様子を見ることができます。静岡聖光学院のグローバル教育は今年もさらに深化していくことでしょう。
パンフレットでもう一つ目を引くのは、創造的思考を誘発する施設です。TEDのプレゼンテーションがそのままできそうなピエールロバート記念ホールは、生徒が自己表現力を思う存分伸ばせる設備です。
また、飲み物も提供する図書室では、仲間と対話ができる空間ができています。時には本、時にはタブレットを持ち、生徒が協働して探究活動をしていく様子が目に浮かびます。
(写真は21世紀型教育機構のホームページより)
環境と言えば、丘の上にある静岡聖光学院からは、駅周辺の住宅街が一望でき、教室側からは富士山が見えるという絶好のロケーションです。広々とした自然に囲まれた「日本」を感じながら、同時に「世界」につながるグローバル教育を展開する数少ない男子校の一つなのです。
静岡聖光のもう一つの魅力は生徒寮です。今年はさらに、海外からの留学生もどんどん寮に受け入れていくということです。昨年イートンカレッジからの留学生との交流会が説明会などで紹介されていましたが、今年はそういう機会がもっと増えていくことでしょう。海外にお住まいの方には特に魅力的な点だと思います。
もともと海外で学習を進めてきた生徒は、学びのスタイルが21世紀型になっているはずです。英語圏の現地校やインター校のほとんどのカリキュラムは、すでにそのような教育イノベーションが組み込まれているわけですから当然です。そのような生徒が日本人としてのアイデンティティを意識しながら、やがて飛び込んでいくグローバル社会に対応する力を身につけるのに、静岡聖光学院は最高の環境を提供してくれることでしょう。
ぜひ説明会に足を運んでみてください。