GLICCで英検1級対策講座を受講し、現在は「英語哲学対話オンライン」も受講している小学5年生のお母様から英検1級合格の知らせが届きました。
1次試験に通った段階で、ほぼ2次の面接は大丈夫だろうとは思っていましたが、基準を40点近くも上回る得点で見事合格です。
この生徒は、英語で哲学対話をするのが大好きな子で、しかも３つの言語をほぼ同じバランスで駆使する帰国生です。
哲学対話の授業では、毎回パズルのような問題に取り組んでは、英語で思考するプロセスを楽しんでいます。英検対策の授業でも、弱点を克服するためにコツコツ努力するというよりは、得意な分野を伸ばしていくタイプでした。
英検1級では難解な英単語がたくさん出題されます。こういった英単語を覚えるような勉強も一方では必要でしょうが、帰国生はリスニングやライティングなどを含めた「４技能」を統合しながら英語力を向上させていくことがモチベーションを維持するという意味でも効果的です。
最近よく耳にするCLIL（クリル）も言語と教科内容を統合しようという手法です。また、私立中高でのインターナショナルコース（数学や理科などの教科を英語で学ぶ）の人気が高いのも、その効果が期待されるからでしょう。
GLICCの「英語哲学対話」も”内容”に焦点が当たる授業です。「哲学」とはいっても、難解な文章を読むわけでもないですし、哲学者の名前なども出てきません。クラスでの対話は、流暢な英語をぺらぺら話すというより、むしろ論理をじっくりと紡ぎながら創造的思考を発揮するところに醍醐味がある授業です。
今回合格した生徒が「英語哲学対話」だけで1級に合格したとは言いませんが、英語学習のモチベーションを向上させるのに役立つ授業であることは間違いありません。
ぜひ一度体験してみてください。