個別指導からパーソナライズ学習へ

「GLICCでは個別指導をやっていますか」という質問を時々受けます。もちろん個別指導もお引き受けいたします。

ただし、それは必ずしも従来の意味での個別指導ということを意味しません。一人一人の目標や特性を考えて学習デザインを一緒に考えていくという意味で「個別」に指導をするのであり、従来の個別指導と差別化するためにGLICCでは「パーソナライズ学習」と呼んでいます。

例えば、英語を学ぶのであれば、短期目標や中・長期目標の設定(入試合格なのか資格試験なのか、またどの学校や資格が適切なのか等々)、学習歴や得意・苦手分野の割り出し、強化するべきポイントなどについて、時間をかけながら探り、調整を行っていきます。

レギュラー授業は、グループで学ぶことを基本としていますが、この授業もパーソナライズ学習です。グループで学ぶことには、個別では学べない様々なメリットがあるのです。何よりもグループで学べば、一人一人の学習特性をよりよく把握できます。確かに進度という観点からすれば、進んでいる子とそうでない子とが同じ授業を受けるのは非効率的と言えるかもしれませんが、プロジェクトベース学習であれば、生徒の進度に関わりなくグループ学習が可能であり効果的でもあるのです。

パーソナライズ学習のポイントは、クラス人数というよりもむしろ「ICT」の活用にあります。GLICCでは、独自のオンラインシステムを通して、生徒一人一人の学習メニューが提供されます。スマホやiPad,パソコンなどを通して、いつでもアクセスができ、その成果を先生や保護者が確認できるようになっています。

現状では、ペースメーカーとして、学習進度はこちらが主導していく形をとっていますが、将来的には自分で自分の学びの進度を決められるようになるのが理想です。目標までの道のりはみな同じでなくてよいのですから。そのような学びこそが21世紀型ラーニングの前提だと考えています。

パーソナライズ学習について詳しいことは、たとえばこちらのサイトに掲載されています(英語サイト)