本日は、IBの結果がリリースされ、オンライン上でスコアを確認できる日でした。IB Japaneseを指導していた数名の生徒から無事7が取れたという喜びの報告や、あるいは7のバウンダリーに2ポイント足りずに6だったとやや悔しさのこもった報告などが届きました。いずれも、結果が出てほっと安堵した様子でいることが伺えました。
海外の大学からconditional offerをもらっていた生徒は、最終スコアによって合否が変わってくるので、ドキドキしながら結果を待っていたはずです。もちろん国内の大学を志望する生徒でも「まさか”fail”になっていないだろうな」などと、内心不安でいた人も多かったことでしょう。
Predicted Scoreと最終スコアの乖離が大きくてショックを受けている人もいるかもしれません。IB校としての経験が浅い学校では、担当の先生が生徒の実力を読み違えたり、あるいは目の前の生徒や保護者に厳しくなれずに甘い点数をつけてしまうことが往々にしてあります(なぜか逆はあまりありません)。日ごろから、自分のスコアを低く見積もっておく方が最後にショックを受けることはないのかもしれません。
IBディプロマの評価は2年間の蓄積です。1年目に楽をして2年目に頑張ろうなどという考えを持っていると、予想以上に2年目が忙しくなり、準備が十分にできないこともあります。2年間の流れ全体を見通して、計画的に進めることが大切です。