かえつ有明 思考力入試とカリキュラムポリシー

2018年度のかえつ有明中学入試では2月1日・2日に「思考力入試」、2月4日に「AL(アクティブラーニング)思考力特待入試」が実施されました。

AL思考力入試については、その入試の様子を取材、首都圏模試センターのWebサイトに記事を掲載させていただいたのでご覧ください。

かえつ有明では2011年度入試で初めて「思考力入試」の前身である「作文入試」が実施されました。その後、思考力入試は、2月1日と2日の2回実施となります。さらに、2016年度入試では「難関思考力入試」が増設されました。それが「AL思考力入試」へと名称変更され、現在に至っています。

もともとかえつ有明には「サイエンス科」という、クリティカルシンキングを核に据えた学際的科目があり、思考力入試はサイエンス科のコンセプトにつながる入試として始まっています。そして、AL思考力入試の方は、「プロジェクト科」という、探究をベースにした学際的科目ができた時にスタートしています。
つまり、どちらの入試もカリキュラムポリシーと連動しているわけです。

中学入試が多様化している背景には、大学入試改革など、これからの世の中の変化を見据えての教育の変化があります。

日本の教育や私立中高の教育がどう変わっていくのかについては、「新中学入試セミナー」が大きなヒントを提供してくれるかもしれません。私も「グローバルコミュニティと連携する」と題したパネルディスカッションのコーディネーターとして参加するので、ご期待ください