GLICCの指導
21世紀はビッグデータをAI(人工知能)が解析していく時代です。そのような時代にあって人間が果たすべき役割はどういうことなのでしょうか。
かつては読み書き計算(Read, Write, Arithmetic = 3R)と呼ばれていた学びは、当然変わっていかなければなりません。GLICCではMITメディアラボのシーモアパパート教授の学習理論の成果である、3Xの学びのスパイラルを取り入れています。
子どもは本来学ぶ力を持っています。インターネットやコンピューターが当たり前のように普及している21世紀、デジタルネイティブと呼ばれる子どもたちの学ぶ力を最大限に活かし、すでに到来している知識社会をよりよく生きるためのスキルを育成したいと考えています。
EXplore <探索>
自分の目的に向かって情報を探索し、より正しい答えを見つけ出していく力が<Explore>です。インターネットや書物を調べる、あるいはだれかに直接聞いてみることが近道かもしれません。そのような情報探索力はこれからの社会で必須のスキルとなります。
EXpress <発信>
21世紀は誰もが発信者となる時代。ブログやソーシャルメディアなど、様々なコミュニケーションツールが周りに溢れています。プレゼンテーションスキルや書く力、さらには映像コンテンツを創り出すことも、身につけておくべきスキルといえます。.
EXchange <共有>
自分だけ高い得点を取ればよかった時代は終りました。今はほとんどの仕事がチームでのコラボレーションによって行われるようになっています。個人の時代であると同時に、異なる個性がそれぞれの得意な領域をカバーし合い、シェアしていく時代になったのです。当然学び方も変わらざるを得ません。
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