中学受験で英語が必須化!最新動向と塾の活用法

By studyextension on 2025/09/04(Thu) - 11:51

中学受験で英語が必須化!最新動向と塾の活用法

首都圏を中心に「中学受験で英語」を導入する学校が増えています。帰国生枠だけでなく一般入試で英語を課すケースも拡大中。この記事では最新動向、学校別の出題傾向、学年別の対策、そして塾選びのポイントまでをわかりやすく解説します。

 

中学受験に英語が導入される背景

グローバル教育の重視、大学入試の英語力評価の可視化、そして小学校英語の必修化などが背景にあります。学校は「英語で学ぶ素地」「思考を言語化する力」までを見ています。単なる語彙暗記ではなく、読解・要約・スピーキングを含む総合力が問われます。

どんな学校が「英語入試」を実施している?

一例として、以下のタイプが増えています。

  • 一般入試で英語を選択/必須化(例:思考力・探究色の強い学校)
  • 帰国生入試で英語4技能評価(面接・スピーキング含む)
  • インターナショナル系コース・AGコース等の独自形式

学校・コースにより問われる力や配点が大きく異なるので、志望校の募集要項と過去問形式の確認が最優先です。

出題形式とレベルの目安

一般枠での英語

  • 語彙・文法・短文読解・リスニングのバランス型が主流
  • レベル感:英検3級〜準2級相当(学校により差)

帰国生枠での英語

  • 長めの読解・要約、英作文、インタビュー(口頭試問)
  • レベル感:英検準2級〜2級、上位校はそれ以上

学年別・学習ロードマップ

小1〜小2:英語の「音」と「量」に慣れる

  • フォニックス+多聴多読(短い絵本でOK)
  • 音読習慣づくり:毎日3〜5分でも継続

小3〜小4:基礎を固め、書く力を育てる

  • 語彙・文法の基礎(英検5級〜3級)
  • 短文日記・要約1〜3文/日でアウトプット習慣

小5:入試形式に寄せていく

  • 読解問題の量とスピードを意識して演習
  • 英作文テンプレ(主張→理由→具体例→結論)の型を定着
  • リスニングは週3回、設問形式に慣れる

小6:志望校の過去問×弱点補強

  • 過去問→分析→弱点ドリルのPDCAを短サイクルで
  • 面接・口頭試問対策:自己紹介、志望理由、時事トピック

中学受験「英語塾」の選び方

  • 帰国生対応:4技能+面接まで面倒を見てくれるか
  • 指導言語:英語による指導か日本語による指導か
  • 過去問の分析力:学校別の対策に強いか
  • 入試問題/検定試験のバランス:英検やTOEFLなどの英語資格と入試問題対策を合わせて対策できるか
  • オンライン対応:海外在住や転居にも柔軟か
  • ライティング・スピーキングの添削量:少人数でのアウトプットの場が十分か。ライティングの添削が受けられるか

GLICCの強み

GLICCでは、「読める・書ける・話せる」の3本柱を、志望校の出題形式に合わせて最適化。過去問の読解・英作文・面接までトータルでサポートします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 小学校の授業だけで間に合いますか?

多くの学校で出題レベルは小学校英語を超えます。読解量・語彙量・英作文は受験仕様での積み増しが必要です。

Q2. 英検は受けたほうが良い?

必須ではありませんが、進度の物差しとして有効です。小5で3級〜準1級、小6で準2級〜1級が目安(志望校により異なります)。

Q3. 帰国生で日本語作文や面接が不安です。

英語だけでなく、日本語の要約・小論文・志望理由の言語化も早めに。日本語作文講座の活用がおすすめです。

まとめ:早めの準備+学校別対策が合格の近道

「中学受験 × 英語」は今後も拡大が予想されます。低学年からの音・量・多読、中学年の基礎固め、高学年の過去問×アウトプットで着実に合格力を伸ばしていきましょう。

 

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