なぜカナダの大学が注目されているのか?
近年、日本の保護者の間でカナダの大学進学への関心が高まっています。カナダの大学は世界トップレベルの教育水準を誇り、トロント大学やマギル大学、ブリティッシュコロンビア大学など、世界大学ランキング上位校が多数存在します。
また、カナダは多様性を重視する国柄で、世界中から優秀な学生が集まる国際的な教育環境が整っています。卒業後は3年間の就労ビザが取得でき、将来的な永住権申請への道筋も明確で、お子様の将来の選択肢を大幅に広げることができます。
OSSD(オンタリオ・セカンダリー・スクール・ディプロマ)とは?
OSSDは、カナダのオンタリオ州が発行する高校卒業資格です。この資格は世界的に高く評価されており、カナダ国内はもちろん、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど英語圏の大学への進学において、非常に有利な資格として認識されています。
OSSDの取得方法
日本にいながらOSSDを取得する方法として、「ダブルディプロマプログラム」があります。これは、日本の高校に在籍しながら、同時にカナダ・オンタリオ州の高校課程をオンラインで履修するシステムです。
重要なポイントは、日本の高校で取得した単位の多くがカナダの単位として認められることです。OSSD取得に必要な30単位のうち、日本の高校カリキュラムから23単位以上が認可されるため、追加で履修する科目は限定的で済みます。
日本の高校卒業資格のみでは直接入学できないイギリスやオーストラリアの多くの大学も、OSSDがあれば直接入学が可能になります。これは将来の選択肢を大幅に広げる重要なメリットです。
カナダ大学進学への具体的メリット
地元学生枠での出願が可能
OSSDを取得した学生は、カナダの大学に「地元学生」として出願できます。これにより、留学生枠よりも有利な条件で入学審査を受けることができ、合格率が大幅に向上します。
トップ大学への優遇制度
カナダの大学入試では統一試験がなく、高校の成績と英語力で評価されます。OSSDの成績はカナダの大学に直接的に認められるため、トロント大学(世界ランキング18位)やマギル大学(世界ランキング30位)などの難関大学への進学がより現実的になります。
進学費用の目安
年間費用:約350万円~600万円
- 学費:約250万円~400万円(学部・大学により異なる)
- 生活費:約100万円~200万円(地域により異なる)
- 各種奨学金制度も充実しており、条件によっては大幅な費用軽減が可能です
今始めることの重要性
カナダの大学は9月入学が主流で、出願は前年の秋から冬にかけて締切を迎えます。OSSDの取得には通常2~3年程度の準備期間が必要なため、中学生や高校1年生での検討開始が理想的です。
また、近年カナダ政府は留学生の受け入れ制限を強化する方針を発表しており、今後は入学がより困難になる可能性があります。お子様の将来を考える上で、早期の情報収集と準備開始が重要な時期を迎えています。
さらに詳しい情報は説明会で
この記事では、カナダ大学進学とOSSDディプロマの概要をお伝えしましたが、実際の進学プロセス、具体的な履修方法、奨学金制度の詳細、成功事例など、より具体的で実践的な情報については、GLICC International Online Schoolの説明会でお話しします。
お子様の未来の可能性を広げるために、ぜひ説明会にご参加ください。