筑波大学では、社会・国際学群(社会学類、国際総合学類)と生命環境学群(生物学類、生物資源学類、地球学類)で10月入学を実施していましたが、社会・国際学群は2020年度に、生命環境学群(生物学類を除く)は2021年に10月入学の帰国枠入試が廃止されるということです。
筑波大学では推薦入試や国際バカロレア入試、AC入試など、多様な入試を行っています。今後は10月入学対応の入試は生命環境学群生物学類を除いて全ての新入学生が4月入学になります。
かつては「秋入学といえば筑波大学」といったイメージがあるほど、ほとんどすべての学群で秋入学を実施し数多くの帰国生が筑波大学を目指しましたが、今は英語で授業を行う学部を中心に秋入学を実施する大学学部が増えました。入試制度に関しても、海外大学のアドミッションと同様に書類のみで選考を行い、早い段階で合格を発表する大学が人気です。
一方筑波大学では、書類提出の後に小論文等の筆記試験と面接を課しており、このスタイルを貫いてきたことが徐々に受験生の減少を招き、10月入学制度の廃止に至ったと言えるかもしれません。
今年はまだ上記2学群において10月入学の入試が実施されます。本日5月27日から出願登録開始、6月3日から7日までが出願受付期間となります。出願期間が短いので、検討されている方は出しそびれないように留意してください。
いずれの学類も、7月13日(土)に小論文と面接が実施されます。GLICCでは出題傾向に合わせた対策を実施しますので、受験する方はぜひ短期の小論文講座を検討してみてください。