八雲学園から「ミニ説明会・体験教室」の案内がGLICCに届きました。体験教室は6月15日が社会、7月13日が算数、7月27日が国語という予定で実施されます。いずれもPBLスタイルの体験授業です。八雲学園と言えば、ラウンドスクエアへの加入に象徴されるようなグローバル教育3.0の推進校として有名ですが、そのことは必然的に、PBLも当たり前に行われるということを意味しています。
同校のホームページを見ると、生徒全員がタブレットPCをもち、主体的に課題を発見し、探究し、問題を解決する「八雲式PBL」を推し進めていることが書かれています。2018年度に共学化して以来、生徒の創造的思考を伸ばす環境はますます充実しているようです。
そしてラウンドスクエアへの加入からも2年が経過し、同校のホームページに出ているラウンドスクエアのレポートも充実してきました。
もともと英語の授業時間数の多さや姉妹校ケイトスクールとの交流が充実していることで、グローバル教育には定評がありましたが、国際的な私立学校連盟であるラウンドスクエアに加入したことで、グローバル教育のバージョンは3.0の次元に一気にシフトしたわけです。
中国の深圳で行われたRound Square オーストラリア・東アジア地域会議に4月に参加した時の様子が前述のレポートに掲載されています。香港のラウンドスクエア校に行って、シェィクスピアの戯曲を題材とした英語の授業を体験したり、深圳にある世界的ICT企業、ファーウェイ・テクノロジーズ本社を訪問して「テクノロジーと人間の関係」を考える機会を持ったりしたことが書かれています。
グローバル3.0の教育が必然的にPBLになるというのはこういうことです。英語を学ぶとかある教科を学ぶという次元ではなく、英語で世界を学ぶという次元に移行することがグローバル教育3.0の意味するところでしょう。
そのような学びを実践するには、知識を分析・統合しながら新たな知を生み出していくサイクルが前提であることは言うまでもありません。日々の学習を、知識の蓄積にとどめず、未来の社会につなげることこそが求められる時代なのです。
八雲学園が本物教育を掲げるのは、世界を視野に収めているからに他なりません。この学校の凄さを感じるためにも、ぜひ説明会に足を運ばれることをお勧めします。