教室はもう「日本」だけではない——15カ国の個性が混じり合う「小さな地球」での学び——関東学院六浦
「グローバル教育」という言葉が広く使われるようになった一方で、その中身は「英語というスキルの習得」や「偏差値の高い海外大学への切符」といった、実利的なイメージにとどまりがちです。しかし、日本の教育が長く抱えてきた心理的・制度的な「壁」——均質であることを良しとし、異質なものを画面の向こう側に押しやってきた内向きの空気——を、内側から静かに、しかし確かに崩している学校があります。
関東学院六浦中学校・高等学校です。同校が掲げる「真の地球市民へ」というスローガンは、単なる理想論ではありません。それは、語学力の習得にとどまらず、生徒自身の「あり方」そのものを変えていくことを目指す、緻密に設計された教育実践の宣言なのです。