静岡聖光学院の「聖光見聞録」が凄いペースで更新されています。
「聖光見聞録」は、静岡聖光学院の生徒の活動を紹介しているブログで、地域コミュニティとの連携でイベントが行われるかと思えば、スポーツ庁の鈴木大地長官の学校訪問が報告されていたり、マレーシアなどアジアの名門校との交流が紹介されていたりします。
中でも驚きなのは、イギリスの名門校イートンカレッジとの教育交流の様子です。非常にハードルの高いイートンカレッジとの交流をいとも簡単そうに実現してしまったのは、副校長星野明宏先生のずば抜けた行動力によるものです。今年のゴールデンウィークにイートンを初め、イギリスの名門パブリックスクールやアジアのエリート校を訪問し、あれよあれよという間に各校との交流の道を切り開いてきました。
海外の名門校はボーディングスクール(寮制の学校)であることが多いのですが、それは10代の子どもが親元から離れて規律ある集団生活を送ることが人格形成の上で重要だと考えられているからです。特に経済的に豊かである家庭ほど、親元から離れて暮らすボーディングスクールを選択する傾向にあります。
静岡聖光学院も寮を有している点で、ボーディングスクールと共通しています。さらに、ラグビーなどのスポーツを通したジェントルマンシップの育成という点でも同じ教育の質を持っています。おそらくイートンカレッジなどが静岡聖光学院に門戸を開いたのは、この教育の質に対する共感があるからでしょう。
静岡聖光学院は、東海エリアで21世紀型教育を推進する重要な存在で、9月2日(日)には21世紀型教育機構の「静岡シンポジウム」が開催されます。小学生が参加できる思考力セミナーも同時に開催されるので、ぜひ足を運んでみてください。