12 月
21
2019
By hiros
先日「21世紀型教育機構(21st CEO)」の定例会に事務局として出席しました。21世紀型教育を実践する私立学校の先生方のグローバル教育3.0のお話を聞くうちに、かつて自分が日本の会社を辞めて海外に出た時のことがふと思い出されました。
勤めていた会社を辞めて私が海外に出たのは1997年でした。会社を辞める前に相談した先輩が示してくれた21世紀の時代イメージが上の図です。もっともそのときは喫茶店で話をしていたので、紙ナプキンの上にペンで書かれただけでしたが。
さて、21世紀型教育機構加盟校が掲げるグローバル教育3.0とは、日常がすでにグローバル環境になっている中での学びを意味しています。インターネットで世界中の人たちといつでもつながることができる時代における学びは、国を超え、学校を超えていきます。それを踏まえて上の図を生徒と学校と国家に適用するならさしずめ次のようになるでしょう。
日本の経済がどれほど弱まっても、私たちの存在基盤としての国の機能はなくなりはしないでしょうが、生徒にどのような未来を用意するかを考える上で、これから学校が果たす役割は決して小さくはないでしょう。グローバル教育3.0を推進する学校が大事になる所以です。