三田国際学園中学ー国際生入試の受験者増は確実

本日11月27日、三田国際学園の第1回国際生入試が行われました。あいにく雨がぱらつく天気でしたが、開門時間8時の1時間ほど前から列ができるほど受験生が大勢集まっていました。

高校入試も同じ時間に実施されるので、集まってくる生徒の中には中学生と見受けれられる生徒もいましたが、その数を差し引いたとしても中学入試の受験者数は、今日だけで昨年の第1回と第2回の合計数(335名)と同じくらいだったのではないでしょうか。私が到着してからのカウントでも、ざっと250名は超えていたので、今年も狭き門となりそうです。

三田国際の人気の秘密はどこにあるのでしょうか。それは、21世紀に起こっている大きな社会の変化に対応する力を子どもたちが身につけられるよう学校全体で取り組んでいるところです。グローバル教育は、単に英語が話せるという次元ではなく、世界の人々と価値を共有するマインドを持つことです。

いまだに東大を頂点とするピラミッドの中で教育を考えている学校は、海外帰国生の学校選択のトレンドから外れていくでしょう。逆に、多様な才能を尊重し、創造的思考を伸ばそうとする学校はますます人気を集めていくでしょう。
 
三田国際は、海外大学進学はもちろん、生命医学やサイエンスの分野においても、STEAM教育によって横断的に学ぶ環境が用意されています。学校改革に着手してからすでにそのような教育を5年以上も継続しているのです。

三田国際の後に続こうとする学校は確かに少しずつ増えてきたようです。プログラミングであれ、英語であれ、プレゼンテーションであれ、あるいはスポーツでもアートでも、これからの時代は、何か突出した分野を持つことが求められる時代です。そういう時代に合った教育環境を用意する学校が増えてくるのは喜ばしいことです。


受験生ひとりひとりにエールを送る今井広報部長