グリックでは、中学生の定期試験対策も行っています。生徒のモチベーションにつながるのであれば、点数が上がる方がいいに決まっていますから。
しかし。。。
このようなグローバル化の中にあっても、定期試験の内容というのは、この半世紀ほどほとんど変わっていないのです。
中1の英語の問題を例に取れば、Kenなどと名前を呼びかけた後にカンマがなければ減点ですし、センテンスの最後にピリオドがなければ、これまた減点です。
punctuationの大切さを教える事に異論はありませんが、スペリングや文法の間違いをアプリが指摘してくれる時代に、こういうことによって中1の最初の成績が決するというのは、いかがなものかと思います。
こういう事に注意して点数をあげるくらいなら、もっと大事な事をたくさん学ぶことができるだろうにと残念な気持ちになります。
大学入試問題の前に、定期試験の内容にこそ国民がもっと目を注ぐべきなのかもしれません。