これまで何度か本ブログ等でお伝えしてきた「思考力テスト」の体験講座が、11月20日(日)にかえつ有明で行われました。この日の講座は「難関アクティブラーニング思考力入試」の体験です。
「難関」という名前で尻込みしてしまう受験生もいるかもしれませんが、いわゆる「難問」が出題されるわけではありません。この日の体験授業でも40名にのぼる受講者はみな口々に「楽しかった」と感想をもらすほど、テストであることを感じさせない内容です。なにしろ、対話やディスカッションが重視される入試形態なのです。しかも、この入試で優秀だった受験生は「特待生」としてかえつ有明に受け入れられる可能性があるのですから、こんなチャンスを見過ごす手はありません。特に、これまで中学受験のための特別な対策をしてこなかった子どもや、知識の暗記よりも自分を表現することが得意だという子どもは、併願校の一つとしてぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。
この日の体験授業を見ていてよく分かったことは、子どもたち同士が話し合うための雰囲気づくりは、かえつ有明の先生方がうまくやってくれるので、ふだん通りの自分らしさを出していけばよいということです。自分のことを話すばかりではなく、お友達の意見に耳を傾ける姿勢も評価されるようです。
評価というのは先生からのフィードバックです。「こんなところがよかった。こんなことをしてみるともっと良くなるよ」といったアドバイスを多くの子どもたちが受けていました。中学に入学したらこんな学びが待っているよというメッセージに満ち溢れていた難関アクティブラーニング思考力入試。本番までにあと1回、本番さながらの入試体験会があるようです。予約制ですから、早目にお申込みをされることをお勧めします。