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帰国生・国際生対象:中学・高校・大学受験 オンライン説明会

By hiros on 2024/08/16(Fri) - 07:33

中学受験と高校受験と大学受験について、同じ話者が説明をするということは他にはあまりないかもしれません。



GLICCの説明会における情報発信の基本は「グローバルアドミッション」というコンセプトです。表題において「帰国生・国際生対象」と両者を区別しているのは、受験の仕組みがそのように区分けされているから便宜上それにしたがっていますが、本当は「日本国内にとどまらない進路選択をするすべての保護者のため」の説明会です。その場合、中学・高校選択のあり方と大学受験情報は、別物ではあり得ないと考えています。



GLICC代表を務めている私鈴木は、中学受験専門塾に10年勤務、その後海外(シンガポール・香港・オーストラリア)で、5年間にわたり、インター校や日本人学校の生徒に帰国受験や海外進学を指導を行い、留学している生徒の現地サポートも経験してきました。帰国してからは、大学受験と留学を専門とする予備校で5年間の指導経験を積んだのち、2007年にオンライン中心の学習サービスを立ち上げ、同時に私立中学への放課後学習支援をスタートさせました。2016年にGLICC桜新町を開校、2022年にGLICC広尾校を開校、さらに、2022年より英国ロンドンでの家庭教師およびオンライン授業サポートを開始しています。


家庭における英語学習 (GLICC Newsletter 2024年6月号記事より)

By hiros on 2024/05/31(Fri) - 13:16

5月のゴールデンウィーク以降、会員対象に「パーソナル学習コーチング」を実施してきました。何人かの方からかなり成果が上がったというご報告をいただいているので、6月以降も推進していきたいと思います。今回は少し詳しくこのコーチングサポートについて書いておきます。

まず前提として、英語学習(第二言語習得)には、「Acquisition(習得)」によって身につける方法論と「Learning(学習)」によって身につける方法論があります。幼児から小学生であれば前者の比重を高くしていくことが重要で、早期から文法や語彙に比重を置いた効率重視の学習をしているとかえって英語習得を阻害するという理論があります。スティーブン・クラッシェンという学者の「ナチュラル・アプローチ」が有名で、とりわけ「インプット仮説」や「モニター仮説」と言われる理論をGLICCでは採用しており、母語を介した訳読(あるいは文法知識)は、小学生までの段階では自然な外国語習得の妨げになると考えています(クラッシェンは大人においても同様だと考えていますが、ひとまずここでは深入りしません)。

ボーディングスクールでの生活 ①(Global Admission Webより)

By hiros on 2024/05/04(Sat) - 07:25

GLICCでは、Global Admission Webというニュースレターを会員および購読者にお送りしています。

今回は過去の記事(2023年7月号)を紹介します。執筆者はGLICCチューターのY.K.くんです。

 
私は高校三年生の時にマサチューセッツ州アンドーバーにあるPhillips Academy Andoverに留学しました。ボーディングスクールの一例としてAndoverでの私の1日を簡単にご紹介したいと思います。



ボーディングスクールでは大多数の生徒が寮で生活をします。寮は学校内に位置することがほとんどのため教室には非常に短時間でたどり着けます。多くのボーディングスクールではそれぞれの生徒によって履修する授業が異なるため時間割は固定ではありません。1時間目がある日もあればそうでない日もあるといった感じです。私は基本は7:30に起きて準備をして食堂に行くというのが毎朝のルーティーンになっていました。仲良くなったルームメイトや寮の友達と待ち合わせをして食堂でパンケーキを頬張る朝はとても良い思い出です。



2024年度大学入試合格速報 ICU1名 早稲田政経3名 受験者100%合格

By hiros on 2023/09/28(Thu) - 11:38

9月26日は国際基督教大学帰国生入試、本日9月28日は早稲田大学政経学部グローバル入試の合格発表の日でした。GLICCの生徒はそれぞれ100%合格を果たしました。

国際基督教大学の帰国生入試は、以前は筆記試験で小論文が課されていましたが、コロナ禍以降、事前に小論文を提出する形に変更になっています。今年の問題は次のようなものでした。

「以下の、A)、B)のいずれかを選んで、あなたの考えを小論文にまとめてください。小論文の冒頭にあなたが考えたタイトルを記し、全体の長さは1,000字以内としてください。選んだ問題についてのあなた自身の意見、および/あるいは、その問題がどのようにあなた自身に影響を与えたかを述べてください。



A)あなたにとって「自由」とは何を意味しますか。また、「自由主義の限界」についてさまざまに論じられていますが、自由主義の限界や危機だと考えられる事例を1つ選び、その原因について分析した上で提言できることを論じてください。

B)「芸術と社会」との関わり、「社会と科学」との関わり、あるいは「科学と芸術」との関わりについて、あなたが重要であると思う出来事を1つ選び、それがあなたの考え方にどのような影響を与えたかを論じてください。 

「グローバル教育3.0」についてお話させていただきました

By hiros on 2022/12/04(Sun) - 23:49

12月2日(金)のGLICC Weekly EDU(GWE)では、レギュラーコメンテーターの本間勇人さんとグローバル教育についてお話しました。

今回は首都圏模試センターが出版している『shuTOMO 11月号』と『my TYPE 11月号』に執筆させていただいた記事をベースに、注目すべきグローバル教育実践校についてコメントしております。

グローバルアドミッションについてー首都圏模試によるGLICCの取材動画が公開されました

By hiros on 2022/11/13(Sun) - 19:36

GLICCが提唱している「グローバルアドミッション」が首都圏模試センターのYouTube「しゅともしチャンネル」の教育キーワードNo16として取り上げられました。
取材してくださったのはノイタキュード代表の北岡優希さんです。北岡さんは、多様で分かりづらい帰国生・国際生入試のマーケットを非常に上手く編集して分かりやすく伝えてくれました。
グローバル教育に興味のある方はぜひご覧ください。

かえつ有明の思考力入試がバージョンアップ

By hiros on 2022/10/18(Tue) - 10:14

かえつ有明の思考力入試がまたさらに進化します。かえつ有明の思考力入試には、2月1日に行われる思考力入試と2月3日に行われるアクティブラーニング入試とがありますが、今回大きなバージョンアップが予定されているのは2月1日の思考力入試の方です。これまで批判的/創造的思考力と理数系適性検査型入試の組み合わせとして実施していた思考力入試が、「個人探究活動」を重視した入試へと変化します。



この入試の開発に向けて、かえつ有明の思考力入試作成チームの先生方は1週間に一度のミーティング研修を春先からずっと続けており、夏休みの間にいちど体験授業を実施、先日の10月15日のオープンキャンパスで2回目の「思考力入試体験講座」を実施しました。

 

私も取材に伺い、その内容について少し垣間見ることができました。本番の試験はまだここから方式やスタイルなどは変わる可能性があるという事ですが、探究における「問いづくり」を重視した試験になる方向は確定しているようです。



この入試では、答えを導くことよりも、問いを作り出す力が重要になります。今回のオープンキャンパスの体験講座に集まってきた子どもたちは、そのような「問いを生み出す」プロセスを実体験しました。



【合格速報】 GLICCから東大文科2類に2名合格! 帰国生入試

By hiros on 2022/03/10(Thu) - 13:25

今年もGLICCの大学受験部門は、絶好調です。国立コース在籍者2名のうち、2名とも東大文科2類に合格しました。昨年に続き、100%合格率の快挙です。
2名とも英語圏に7年暮らしていたので、英語はかなり得意だったのは事実ですが、それにしても、小論文がモノをいう帰国生入試で合格してくれたことは、指導してきた者として本当にうれしいことです。
小論文でどのような答案を書いたのか、詳細は少し整理したうえでお伝えしていきます。