7月2日首都圏模試統一合判の保護者会トーク@横浜富士見丘学園

今回の首都圏模試合判での保護者会テーマは「わが子にあった中高一貫校を見つけるために〜学校説明会&見学会のポイントと夏休みに上手な過ごし方!〜」です。

横浜富士見丘学園は今回初めて訪問しましたが、外観も中身もとても素敵な学校でした。足を運んでみないと分からないことは本当に多いものだと、保護者会テーマについて私自身が再確認することとなりました。

横浜富士見丘は、高台の住宅地の中にあります。窪地に隠れるように存在しているので目立ちませんが、敷地の近くまで来ると、眼下に瀟洒な校舎が見え、玄関までのアプローチや受付前の車寄せなど、まるでどこかのリゾートホテルに到着したかのような感覚になります。外観は赤レンガ、中に入ると木材と間接照明が至るところに使われ、落ち着いた気持ちになります。6年間過ごす校舎は、情操教育の基礎となるという理事長・校長の渋谷先生の方針にしたがって設計されていると聞きました。こういうところに私立学校の教育の質が表れています。

入試広報部長の竹添先生によると、未来力入試では、ホームページに掲載していた写真を見て、それに題名をつけ作文を書かせるものだったとのこと。さらに受験生はグループで校内を回って写真を撮り、その写真を使ってプレゼンテーションをしたそうです。高次思考を要する思考力テストとなっていて、神奈川のエリアでこれほど先進的な学校があったことに驚きました。

講演は、首都圏模試センターが推進している思考コード、多次元偏差値の意義を説明しつつ、21世紀型教育を推進している学校の紹介。さらに、本間教育研究所提供の資料(志望者増加校の4技能英語のレベルや思考力テストの採り入れ状況などについて一校一校分析したリスト)を元に、お勧めの学校についてお話しました。

一元的偏差値だけでは見えてこない才能の発掘や創造的思考力を重視する学校は、少しずつ増加しています。学校選択の「自分軸」を確立することが、隠れた名門校を探す糸口になるかもしれません。