IBディプロマ修了生がGLICCに立ち寄ってくれました

GLICCの通信指導でIB Japaneseサポートを受講していた生徒二人が昨日、無事IBディプロマを修了したと報告に来てくれました。

二人はもともと中国の同じインターナショナルスクールで学んでいた仲良しでしたが、一人は途中で香港に転校。インターネット検索でたまたま弊社のサービスを見つけ、もう一人の友達にも紹介してくれました。Japaneseのコースをスタートする際に、分析する作品を選定するのですが、二人とも自分の読みたい作品を主体的に決めていたのをよく覚えています。

香港の生徒はロンドン大学キングスカレッジ(歴史学)に進学を決めました。カナダのマギル大からもオファーがあったのですが、そこの学生たちがアメリカ文化の影響を強く受けていることに少し抵抗を感じたようで、結局イギリスに進学することにしたそうです。香港で暮らしていたのでイギリスに対する愛着は自然に湧いてくるのでしょう。中国のインターに在籍していたもう一人の生徒は、日本の大学を帰国枠で受験する予定で、小論文などの対策をやっているところです。

二人は、English A(英語を母語とする人を対象とした言語教科)も履修し、バイリンガルディプロマを取得しました。しかし、日本の帰国枠大学入試制度について「バイリンガルディプロマを取得したのになぜTOEFLやIELTSを提出しなくてはいけないのか意味が分からない」と、IBに対する十分な理解がないことに不満を抱いていました。

確かにIBディプロマのスコアとパーソナルステートメントを出せば、それで出願できるというのが世界の大学の標準です。帰国生と話していると、日本の入試制度のいびつなところに改めて気づかされます。

GLICC(グリック)では、IB Japaneseの self-taught サポートを行っています。TOKやEEのアドバイスや大学選びなども適宜行いますので、見通しを持って2年間を乗り切っていくことができます。ぜひご検討ください。