9月26日は国際基督教大学帰国生入試、本日9月28日は早稲田大学政経学部グローバル入試の合格発表の日でした。GLICCの生徒はそれぞれ100%合格を果たしました。
国際基督教大学の帰国生入試は、以前は筆記試験で小論文が課されていましたが、コロナ禍以降、事前に小論文を提出する形に変更になっています。今年の問題は次のようなものでした。
「以下の、A)、B)のいずれかを選んで、あなたの考えを小論文にまとめてください。小論文の冒頭にあなたが考えたタイトルを記し、全体の長さは1,000字以内としてください。選んだ問題についてのあなた自身の意見、および/あるいは、その問題がどのようにあなた自身に影響を与えたかを述べてください。
A)あなたにとって「自由」とは何を意味しますか。また、「自由主義の限界」についてさまざまに論じられていますが、自由主義の限界や危機だと考えられる事例を1つ選び、その原因について分析した上で提言できることを論じてください。
B)「芸術と社会」との関わり、「社会と科学」との関わり、あるいは「科学と芸術」との関わりについて、あなたが重要であると思う出来事を1つ選び、それがあなたの考え方にどのような影響を与えたかを論じてください。
書類選考の段階では、上記ショートエッセイの他に、志望理由やTOEFLなどの英語資格も提出が必要ですが、GLICCの生徒は、帰国前からオンラインでTOEFL対策を受講し、帰国してからは大学入試直前講習で小論文や日本語および英語面接の練習をしてきました。
また、早稲田政経グローバル入試では、1名が政治学科、もう1名が国際政治経済学科に合格しました。
二人とも都内の高校に通っていたので、GLICC大学入試直前講習会の夕方の授業に参加し、過去問10年以上を含めた対策をしてきました。この数年、早稲田政経では、数学やグラフの読み取りを含めた文章要約問題が多く出題され、自分の意見を書く小論文の比重は低くなる傾向でしたが、今年もその傾向が進み、100字で理由を考えさせる問題はあったものの、小論文は出題されなかったようです。
次回説明会で詳細をお伝えします。
9月30日追記:直前講習会には参加していませんでしたが、オンライン小論文対策と志望理由書サポートを半年ほど受講していた生徒から早稲田政経グローバル入試合格(政治学科)の報告が入りました。これで早稲田政経志望者3名が全員合格となりました。