STEAM教育が広がってきました
STEM教育というのを耳にしたことがあるでしょうか。
Science, Technology, Engineering, Mathmaticsの頭文字をとったもので、理工系、あるいは科学技術に関する人材を育成するプログラムの必要性から生まれてきた言葉です。
このSTEMにArts(芸術)を含めたものがSTEAM教育です(Applied Mathmatics (応用数学)を含めたSTEAMもあるのですが、ここではArtsを含めたものをSTEAM教育と呼ぶことにします)。
理数系科目になぜ芸術が加わってくるのかがピンとこない人もいるかもしれません。それは日本において、アートが工芸などにおける手先のことだと考えられてしまう風潮と関係しています。
何しろ「芸術」はもともとリベラルアーツの訳語だということで、西洋における「アート」に対応する概念を日本人は持っていなかったと指摘する人がいるくらいです。
それはさておき、欧米の現地校やインター校などでは、Design&Technologyという科目が設置されていたりします。日本の「技術」のような授業です。
